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白米、玄米、もち米、雑穀米 ~ 何が違う?
お米は日常的に食べられているものだけでも多岐にわたります。白米、玄米、もち米、雑穀米、どれも馴染みがあるものですが何が違うのかは意外と知らなかったりしますよね。この記事では、お米の種類について詳しく解説し、自分に合ったお米の選び方についてご紹介します。
お米の種類と特徴
白米
白米は、玄米から糠(ぬか)と胚芽(はいが)を取り除いたものです。精米された状態で販売されるため、炊き上がりがふっくらとしており、柔らかく甘みがあります。
利点
- 消化が良い:糠と胚芽が取り除かれているため、消化しやすく、胃腸に優しい。
- 調理が簡単:他の種類に比べて水加減や炊飯が容易で、失敗しにくい。
- 多用途:和食だけでなく、洋食や中華料理など、さまざまな料理に合う。
ポイント
- 産地:新潟のコシヒカリや北海道のななつぼしなど、産地によって味や香りが異なります。
- 精米日:精米後の鮮度が重要。できるだけ新しいものを選ぶ。
玄米
玄米は、稲からもみ殻を取り除いた状態で、糠と胚芽が残っています。そのため、栄養価が高く、食物繊維やビタミンB群、ミネラルが豊富です。
利点
- 栄養価が高い:特に食物繊維が豊富で、便秘の予防や改善に効果的。
- 低GI食品:血糖値の上昇が緩やかで、ダイエットや糖尿病予防に適している。
- 咀嚼を促す:しっかり噛む必要があるため、満腹感を得やすい。
ポイント
- 浸水時間:炊く前に長時間浸水させることで、ふっくらと炊き上がる。
- 有機栽培:農薬や化学肥料を使わない有機栽培の玄米を選ぶとより安心。
もち米
お米に含まれるでんぷんは「アミロペクチン」と「アミロース」の二つがあり、ふだん食べているうるち米はその両方が含まれているのに対し、もち米は調理時に粘性を生じる「アミロペクチンのみ」で構成されており、それがもっちりとした食感の理由となっています。
利点
- 粘りが強い:もちもちとした食感が特徴で、特別な料理に適している。
- 満足感が高い:粘りがあるため、少量でも満腹感を得やすい。
ポイント
- 産地:新潟産のこがねもちや北海道産のはくちょうもちなど、産地によって粘りや風味が異なる。
- 用途に応じて選ぶ:お餅用、赤飯用など、用途に応じて選ぶと良い。
雑穀米
雑穀米は、白米に玄米や黒米、赤米、キヌアなどの雑穀を混ぜたものです。栄養価が高く、食感や風味が豊かになります。
利点
- 栄養価が高い:ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で、健康に良い。
- 多様な食感:雑穀の種類によって異なる食感が楽しめる。
- 風味豊か:雑穀の香ばしさや風味が加わり、味わいが深まる。
ポイント
- ブレンド内容:好みの雑穀が含まれているかを確認する。
- 割合:白米との混ぜる割合を調整して、自分の好みに合わせる。
普段の生活にもいろんなお米を気軽に
馴染みのあるお米でも意外と知らないその違い。白米(うるち米の精製米)以外はあまり食べないという方も、気軽に普段の生活にも玄米やもち米、雑穀米も取り入れて、より豊かな食生活と同時に健康も手に入れましょう。
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